代表取締役社長 加藤幹保

1988年、栃木県で長女として誕生。

幼い頃から性別違和に悩まされてきました。
幼いながらに、「自分はみんなと違う」と感じていました。

また、「なんで自分は女の子の体なんだろう?」「いつになったら男の子の体になるんだろう?」と本気で思っていました。

そんな性の悩みを誰にも打ち明けることができないまま22歳を迎えました。
大学生卒業が間近になり社会に出る時期が近くなるにつれ、悩みはますます深くなっていきました。

社会には男として出たい!と決心するものの治療を始めることができず
女性として社会に出ることを避け大学院に進学しました。

しかし、女性として生きて行くことに限界を迎え心身ともに疲れ果ててしまい
カウンセリングを受け23歳で性同一性障害と診断され治療を開始しました。



ホルモン治療の効果が少し現れ、声は低いけど外見は女性的な時期に就職活動に
挑んだので就職は難航しました。

半年間の就活の末、治療費を稼ぐためと女性として就職。
1年半働いた後に外見も男性と認識されるようになったので
転職活動では男性として働きたいという想いを真剣に訴え続けた結果
男性社員として雇用していただきました。

しかし、男性として生活が送れるようになっても
会社でカミングアウトしていない私は、自分らしさを出せずにいました。
今度は「女だとバレたらどうしよう・・・」という考えが頭を占領していきました。

性別違和を乗り越える過程で得た経験が私の1番の強みであるにも関わらず
強みを押し殺しながら生活している自分に気づいたのです。

そんな想いからLGBT講師としての活動をスタートさせました。
当時、栃木県でLGBTQについて情報発信してる人が少なかったのもあり
新聞やTVで取り上げられたので、当時の職場の方にも認知されるようになりました。

この頃から社内でもLGBTQ研修やLGBTQ相談窓口の設置が進み、机上の空論だった施策が現実となったようでした。
社内の人たちの理解も深まっていったので、安心してタイに渡り性別適合手術を受け戸籍上も男性となりました。

ようやく本当の自分になることができ、仕事のパフォーマンスも格段に向上しました。

現在は学歴、資格、経験、性別、国籍などバックグラウンドを一切問わない職場環境作りを目指し、会社経営やLGBTQ研修に携わっております。

多様な方々と関わる中で
みんな生まれた時からマイノリティだから価値があると痛感しています。

LGBTQフレンドリー企業の提供とLGBTQ求職者のマッチングを通して
誰もが自分らしく働ける社会作りに貢献して参ります。

代表取締役会長 清水展人

1985年、兵庫県に長女として誕生。

 

幼いころから性別に違和感があり、小学生時代に周囲からの暴言などを経験。

また当時、阪神淡路大震災にも直面。

 

高校時代まで性のことや不安な気持ちを相談したくても

誰にも悩みを相談することができず過ごしました。

 

18歳の時に、両親にカミングアウト。

病院にて性同一性障害と診断を受けました。

 

誰にも理解してもらえない、という不安の中、過呼吸発作などの症状も併発。

自分自身を受け入れ、他人に心を開くこと、親との葛藤が続いていました。

 

ありのままの自分で生きていくことに悩み

悔しさを噛み締めながら過ごしていました。

 

就職活動にも足が進まず、難航します。

悩んだ末に女性として就職。

 

21歳の時に意を決して海外での手術を行い

帰国後、裁判所にて氏名・性別の戸籍変更を行いました。

 

法律に添うかたちで、

望む性ではない性での就職、貯金、手術、裁判

 

戸籍変更後長女から長男へ変わり、氏名も変わるものの社会の厳しい現実に直面しました。

戸籍上、男性としての再就職活動も苦戦します。

 

その後、自問自答を続け、医療専門学校へ社会人入学。

猛勉強の末に、国家試験に合格し、念願叶って、精神科病院での勤務がはじまりました。

 

社会人入学した学生時代に現在のパートナーと出会い

2012年  周囲に「絶対に無理」と言われていた、結婚を叶えました。

 

結婚後、社会を変えるためには、誰よりも先に自分自身が率先して変わらなければならないと決意し、自身も偏見を乗り越えながら、声を震わせ、涙を流しながら、活動を開始しました。

 

当事者や家族・パートナー・社会でともに暮らす全ての人が自分らしく生きることができるようにという想いで勇気を出し活動を行をはじめた結果

 

当時、国内で社会的に発信を行う当事者が少なかったこともあり、TV・ラジオ・新聞・雑誌など様々なメディアで紹介されることとなりました。

 

法務省が人権課題として性的指向、性自認(SOGI)を追加し、文科省も全国の小・中・高等学校へ(公立・私立問わず)性的マイノリティへの配慮が必要であると通知。全国放送で清水の講演も取り上げられました。

 

現在も、熱い想いを持った主催者自治体、熱い気持ちを持つ教職員の先生方、PTA保護者の方々と出会う機会に恵まれ、コロナ禍と感じさせないほどの講演依頼が寄せられていいます。

会いたいと思っていただけることに、本当に感謝しています。

 

私の体験からの言葉で、オンライン講演も含めて皆様にお応えできるよう努めています。

 

新幹線や飛行機の移動だけでなく、バスを乗り継いででも、1週間分のキャリーバッグを引きずり回しながらでも、コロナに負けず、日々、命を燃やしながら全国各地の学校、企業、PTA会、青年会議所様など、講演会の講師として現地に向かわせていただいています。

 

 

 


 

 



その他、医療専門学校にて「臨床心理学」「医学概論」等講義に加えて、行政機関連携し、LGBT特設、電話相談窓口などの担当を任されています。

 

2015年秋に、オーストラリアで開催されている、性的マイノリティの祭典に参加、日本人初のスピーチ。

 

2016年 アメリカロサンゼルス 世界最大級のLGBT支援センターを度々訪問し、書籍にまとめました。

 

2017年 12月、カンボジアで開催された ILGA(国際レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー・インターセックス協会)アジア会議に出席し。各国の当事者や支援団体のメンバーとの出会いや交流を深めるなど精力的に活動しています。

 

おかげさまで諦めかけていた子どもづくりも実り結婚より7年、不妊治療の末に第1子誕生。

 

2021年 第2子誕生。2児の父としても奮闘中です。

 

2022年 6冊目となる、新刊書籍を 主婦の友社さんから出版しました。

「今とこれからがわかるLGBT入門」は全国のジュンク堂や紀伊国屋さんほか多くの書店で手にとっていただけます。


 著書

1)「自分らしく生きる 〜性別違和を乗り越えて〜」

 2021年 教職員免許更新研修にて免許更新される先生方へ教本としても配布されている

 

2)「アメリカ・ロサンゼルスにおけるLGBT支援の現場」

 

3)「CD絵本 Color」←セブン&アイホールディングス 総合通販サイト オムニセブン、大人の絵本ランキング 月間ランキング 1位を獲得。

 

 4)絵本「じぶんらしくいきる」(なにわ出版)←Yahoo!ニュース、サンテレビ特集等で取り上げられました。

 

 5)DVD書籍「幼少から学べる性の多様性、非配偶者感間人工授精とお話」出版

                                            絵本「じぶんらしくいきる」のアニメーションと小学校での講演映像も収録。

6)いまとこれからがわかるLGBT入門 ベストセラー (主婦の友社)

最後に「私の使命」について

勝手ながらお伝えさせていただきます。

  

 

私の名前は展子(ひろこ)から展人(ひろと)へ自ら改名しました。

私が〝生まれてきた意味〟は何だろうかと、日々問いかけています。

 

 

社会に〝ひろ〟く、

〝人〟に「生きる力」や「希望」を与えられるように

 

 

この時代に生まれてきたことに使命感を持ち、

自分の人生を、全身全霊、自分らしく生きていきたいと考えております。

 

 

私のプロフィールをご覧になって下さり本当にありがとうございました!

 一筋縄には語れない人生を歩んできましたが、それも自分らしい人生です。

 

 

様々な経験を糧に今後、より一層、

成長し社会に貢献できる人間でありたいと思っております。

 

 

マイノリティこそ社会を変えられると信じています。

その常識は本当に常識なのか?

その普通は本当に普通なのか?

 

 

いい意味で社会への挑戦的存在「清水ひろと」でありたいとも考えています。

 

 

ひとりひとりが個性豊かに自分らしく輝ける社会へ。

LGBTQの人々と多様な人材を採用したい企業を全身全霊でマッチングいたします。